2025年度



第1回 品質問題研究会

日 時 2025年8月29日(金) 13:45~17:00
場 所 大阪産業創造館 6階 会議室A・B
内 容 ①講演:
「繊維製品の品質管理(小売りからアパレルに期待すること)」
株式会社三越伊勢丹 元 品質管理担当 工藤 尚一 氏

②パネルディスカッション
小売り、アパレル、検査機関、クリーニングなどの業界からパネラーの方々をお呼びし、講演内容から導き出された品質や表示、広告表記などの現状や課題に対して、パネラーの方々と、参加者も交じってディスカッションを実施
参加者 TES会員:52名

概要

1.講演 13:45~15:30 「繊維製品の品質管理(小売りからアパレルに期待すること)」
繊維製品に対する品質管理の実情と課題について
株式会社三越伊勢丹 元 品質管理担当 工藤 尚一 氏

 百貨店で行っている品質管理のフィールドついて、事前・取引開始前・商品導入前・商品展開時・商品販売後・現場への教育と段階を踏んで詳しくご講演いただいた。各段階で決められた取組み実行し、お客様へ安心安全な商品を提供していることが伝わった。

2.パネルディスカッション 15:45~17:00 パネラー:
 株式会社三越伊勢丹 工藤尚一氏(講師)
 元 株式会社ワコール、元 岡本株式会社 上田良行氏
 PROCS-LAB 代表 西山誠氏
 一般財団法人ニッセンケン品質評価センター 内山 雅章氏
 株式会社阪急クオリティーサポート 柳川二美氏

内容:
 品質クレーム、家表法、景表法、機能性、薬機法、SNS広告等における表示表現の課題に対し、小売業・アパレル・クリーニング・広告審査・検査機関からパネラーをお呼びした。よくある表示ミスの事例とミスが発覚した時の対応やクリーニング業界の問題、広告物の審査、検査機関でどんな機能性試験が増えているか等、ディスカッションを行った。パネラーから会場へ、会場からパネラーへの質問もあり、活発に意見が交換されていた。