2019年度



第1回 品質問題研究会

 
日 時 2019年8月23日(金)  13:30~17:00
場 所 大阪産業創造館 6階 会議室E
講演1 「天然皮革の構造と特性について」  
(一財)日本皮革研究所 
 チーフテクニカルアドバイザー 稲次 俊敬 様
パネル
ディスカッション
「苦情事例から学ぶ~天然皮革について~」
参加者 56名

講演会要約

1.講演1 13:30~15:05「天然皮革の構造と特性について」           
(一財)日本皮革研究所 チーフテクニカルアドバイザー 稲次 俊敬 様

 皮革の基礎知識全般についてご説明いただきました。人類の進化とともに始まった皮革の利用は衣服、履物、武具などの材料として製品化してきました。例として皮革の中の牛皮においても年齢・性別による区分やそれぞれの特長あることがわかりました。なめしや塗膜仕上げ、加工などや皮革製品に関する事故事例についてもご説明いただきました。各種皮革のサンプルや参加者全員に配布された試料をもとに強度比較、熱や水分による変化などの解説もしていただきました。 

2.パネルディスカッション 15:15~16:30「苦情事例から学ぶ~天然皮革について~」
 
 白いポロシャツをゴルフで着用後、持ち帰って洗濯したところ、「ファスナーの皮革スライダ引手付近の生地が茶色く変色していた」との実際のクレーム事例についてパネルディスカッションを行いました。現物サンプルにより、消費者への確認事項、当該品確認内容、原因ならびに対策などについて話し合いを行いました。講演者の稲次様を含む小売り、アパレル、クリーニング、試験機関の各立場の方から多くのコメントをいただきました。
ポロシャツ:皮革スライダーからの色落ち(洗濯)
→検討内容(PDF)

3.情報交換会 16:30~17:00  
 希望者でクレーム事例品を基に講師や幹事を交えてその原因や対策などについての意見交換を行いました。また名刺交換も活発に行いました。