28年度

第3回 繊維製品関連工場見学会-宮地染工㈱

日 時 平成29年2月17日(金) 13:30~16:00  
見学先 宮地染工㈱(大阪八尾市)
内 容 工場見学・ミニ講演
参加者数 45名

概 要

宮地染工は"バッグ、皮革衣料、毛皮、着物の再生屋"のキャッチフレーズで昭和56年に創業されました。前田勝彦代表から昭和56年創業から現在に至る事業内容(ファー・レザークリーニング、特殊加工の洗い、製品染加工、和服再生など)をお話し頂きました。さらにクリーニング品の荷受け、シミ、破損、ボタンなどをチェックする検品、靴、バッグ、皮革、毛皮、帽子などのクリーニング、染色、仕上げ、色修正、仕上げ工程、着物・ドレスの仕上げ工程、特殊加工の工程を見学させて頂きました。特殊製品のクリーニングは手作業が多いことに驚くと共に、それらの作業を丁寧にされており、宮地染工の方の技能力の高さに感銘しました。

【見学会後記】
降る雨にも春の足音を感じる2月17日、宮地染工(株)の見学会が行われました。参加者45名は13時にJR久宝寺駅に集合し徒歩15分、宮地染工(株)に到着。前田勝彦代表から「昭和56年創業から現在(MIYAJI Wash)に至る事業内容(ファー・レザークリーニング、特殊加工の洗い、製品染加工、和服他」をお話し頂きました。次いで2班に分かれて①クリーニング品の荷受け(№付け)→検品(シミ、破損、ボタン等のチェック)→クリーニング(靴・バック・皮革・毛皮・帽子)→染色・色仕上げ・色修正→仕上げ工程②着物・ドレスの仕上げ工程③特殊加工(ドリームパック)等を見学させて頂きました。特にどの工程も1品ずつ手作業で丁寧に作業されながら質問にも答えて下さる担当者の姿に強靭な集中力とプロ意識を感じました。見学終了後の質疑応答での「技術習得にはどれ位かかるか?」に「難しい。まじめな人ならなんとかなる」の返答に"人を大事に育てる"企業姿勢にうれしさを覚え更なる発展を願いました。
                                    安江理子 記