30年度

日 時 平成30年5月25日(金) 年次大会 13:30~17:00 懇親会 17:00~19:00 
場 所大阪産業創造館 6階 会議室E
年次大会 平成29年度活動報告・会計報告、会計監査報告
平成30年度幹事紹介  日本衣料管理協会表彰
平成30年度西日本支部事業計画説明
特別講演1「繊維製品による皮膚障害~繊維加工剤、界面活性剤の安全性~」    
独立行政法人製品評価技術基盤機構 
バイオテクノロジー解析技術課課長 佐々木 和実 様
特別講演2「染色のメカニズムと染色品の品質管理」 
一般財団法人日本繊維製品品質技術センター   
常務理事 大井 誠治 様
参加者数年次大会 111名  懇親会 38名

年次大会概要

1.年次大会 13:30~14:05 全国TES会有資格者数 :7827名 内西日本支部有資格者数:2643名
全国TES会 会員数  :3415名 内西日本支部会員数  : 952名
平成28年度試験合格者 : 589名  内西日本支部地区合格者: 183名

1)清嶋代表幹事より平成29年度活動状況報告と会計報告を行った。また、池田監事より会計監査報告を行った。双方の報告について出席者のご信任をいただいた。
平成29年度活動報告は年次大会・懇親会、工場見学会4回、品質管理講座3回、品質問題研究 会3回および新会員歓迎会を実施し、延べ852名の方々にご参加いただいた。
2)日本衣料管理協会永野副会長の紹介に加え、西日本支部の30年度幹事17名の紹介を行い、幹事について、ご信任をいただいた。 3)TES会運営に長年に渡り貢献された方に送られる日本衣料管理協会表彰は大津毛織の森浩司様とカケンテストセンターの小此木宏敏様に贈られた。 4)清嶋代表幹事より平成30年度西日本支部事業計画の説明があり、出席者のご信任をいただいた。

2.特別講演  14:20~16:50 (1) 特別講演1 14:20~15:30
 「繊維製品による皮膚障害~繊維加工剤、界面活性剤の安全性~」
  独立行政法人 製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジー解析技術課 佐々木和実様

 繊維加工剤、界面活性剤などによる化学物質が引き起こす事故についてご説明をいただきました。皮膚障害には刺激性とアレルギー性に分けられ、それらの事例と共に関係する法規制などに ついても詳しくご説明をいただきました。洗濯洗剤や染料などの皮膚への影響については個人差 もありますが、消費者の安全については今後ますます重要になることは間違いないと感じました。
(2) 特別講演2 15:40~16:50
 「染色のメカニズムと染色品の品質管理」
  一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 常務理事 大井誠治様

 染色と染色機の種類などについて基本からご講演をいただきました。繊維の種類、染料、染色加工条件などの違いなどにより染色堅ろう度は影響を受け、アパレル会社などにおいても、ある程度は理解して物づくりをしないと事故のもとになることが非常に良くわかりました。染色加工の事故に関する消費者からのお申し出は繊維業界各社でも多く、材料・加工剤選定、工程管理、製品評価を確実に行い、消費者の安全の確保と企業リスクの低減を行うことが、重要であることが再認識できました。


3.懇親会 17:00~19:00
  参加者38名で盛大に行いました。九州などの遠方の方々にもご参加いただき、情報交換を含めた会員の交流が活発に行われていました。今後も人脈拡大を図ると共に、繊維産業を一層発展させるためにも、より多くの会員の方々のご参加をお願いしていきたいと考えています。