日 時 | 平成29年10月14日(土) 13:30 ~17:00 |
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会 場 | 福井県坂井市・高椋(たかぼこ)コミュニティセンター |
内 容 | ①『改正・家庭用品品質表示法について』
講師:元(一社)繊維評価技術協議会 鷲見 繁樹 氏 ②『アパレルの苦情事例』 ~ 苦情商品の防止、苦情商品を解決するための基礎知識 ~ 講師:元㈱キング 品質管理室 本郷 利明 氏(TES会西・副代表幹事) |
参加者 | 53名 |
①『改正・家庭用品品質表示法について』
講師:元(一社)繊維評価技術協議会 鷲見 繁樹 氏
鷲見氏は、本年4で月1日改正の家表法の改正について話された。帽子やズボン
の裏地、マフラーなどに表示が必要になった、プロミックスなどを除外、新たに
複合繊維の表示法が追加された等、具体的な表示内容の変更点について話された。
また、繊維とも関連が深い靴などの雑貨工業用品の表示についても合成皮革、
人工皮革 ⇒ともに「合成皮革」表示になった点などを話された。
②『アパレルの苦情事例』
~ 苦情商品の防止、苦情商品を解決するための基礎知識 ~
講師:元㈱キング 品質管理室 本郷 利明 氏(TES会西・副代表幹事)
本郷氏は 苦情品解決の為の繊維や染料の特徴についてポイントを述べ、次に
具体的な苦情品の現物を持ち込み、それぞれの原因と対策について述べられた。
保管中のスカートのNOx変色、ワンピース衿部分のパーマ液付着のクリーニン
グ店でのプレスによる変色、綿シャツの酸素系漂白剤使用によるヨコ糸切断、
合成皮革の高温多湿状態下での劣化等9点について大変わかりすく解説された。